Photo x Programming

写真家プログラマーKのIT効率化術

人の心を動かす写真を撮るには?

写真を初めてしばらく経つと必ずぶつかる壁があります。

その壁とは、上手く安定感がある写真だけれど心に響かない写真になってしまうことです。

見た人の感情を動かすことができる写真を撮るにはどうすればよいか、
写真仲間とのディスカッションから、その方法がぼんやりと見えてきました。

自分が何にどう心を動かされるのかを知る

普段生活していて、自分が何に感動するのか、
どういうシーンに心を動かされるのか。

自分の感情の動きとその理由を探求することが、
のちに自分が表現したいものを作り上げていくための
よい準備になります。

食事に行ったお店の雰囲気がよかった,、オシャレで落ち着く。
と感じたら、それはなぜなのかを考えましょう。

照明の暗さなのか、
壁が落ち着いた赤だからなのか、
古い木製テーブルの使い込んだ色合いなのか。

まず心が動いていることに気づくこと。

そして、なんとなく〇〇と感じた、ではなくその原因を言語化することが重要です。

テーマに対する自分の感情をつかむ

何かテーマに沿って作品を作るとき、
そのテーマに対して自分はどういう感情を持ったのかを認識しましょう。

例えばテーマが「冬」なら、
好きなのか嫌いなのか?

好きなら好きで、何が好きなのか?

極寒のピリッとした身が引き締まる感じが好きなのか、
それとも、寒さの中に見つけるあたたかさが好きなのか。
あたたかさは、「温かさ」なのか「暖かさ」なのか「Warming」なのか。

そうやって言語化しながらブレークダウンしていくことで、
テーマに対する自分の感情、表現、想像力が明確になっていきます。

自分の感情を表現する写真を構築する

自分が表現したいものがわかったら、
それを写真で構築していきます。

「あたたかさ」を感じるモチーフ(被写体)は何か?

どんな色で、どんな形で、どんな触感のものか?

暖色系で丸みがあってふんわりモフモフのものはあたたかそう、とか。

人を撮る場合でも、どんな人で、どんな表情で、どんな形(姿勢)ならあたたかさを感じるのか? を考えます。

そして、写真はphotography (= 光で描くもの)なのですから光も重要です。

「あたたかさ」を感じる光はどんな光か?

明るいのか、暗いのか?
オレンジの光か、青い光か?
横からの光なのか、上からの光なのか?

もちろん、理想のシーンを思い浮かべても、実際にそれを撮れるとは限りません。

しかし、理想のシーンが頭にあれば、
それを現実のシーンに落としこみ表現することは可能です。

そこで初めて技術が必要になってきます。

まとめ

上手いけれど心に響かない写真になってしまうのは、
目的が曖昧なままテクニックだけを練習し、
自分の感情に気づいたり、その理由を探したり、表現したいことを再構築するトレーニングしていないから。

自分の感情に気づいたりその理由を言語化するトレーニングは、カメラを持っていなくてもできます。

普段の生活の中でも、意識の持ち方次第で写真がうまくなるのです。
(ここの「うまくなる」はテクニックを超えたうまさのことです。ああ、ややこしい。。)

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【編集後記】
今年はうるう年だと、今日気づきました。

【昨日の1日1新】
数独
酸辣湯麺

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