Photo x Programming

写真家プログラマーKのIT効率化術

コンセプトを語れるようにしておく

Superflyの新アルバム「WHITE」を買いました。

3年ぶりのオリジナルアルバムです。

初見というか初聴では、良くもなく悪くもなくというのが正直な感想。

ですが、NHKのSONGSライブスペシャル「Superfly」にて、各曲のコンセプトの説明を本人の口から聞いたあとではその印象は大きく変わりました。

コンセプトを理解したあとでは、同じ曲を聴いても、より深く歌詞の意味を理解でき、その歌詞を引き立てるメロディーに気付くことができ、感じるモノがとても大きく、豊かになりました。

この経験から思ったのは、作品自体の力も重要だが、そのコンセプトを伝えること、ちゃんとプレゼンすることも重要だということ。

それは、音楽でも、商品でも、サービスでも、写真でも同じです。

渡部さとるさんのブログにもこんなエピソードが書いてありました。

香港ブックフェアの時、黙って店番していた時は一冊も売れなかった。誰も僕のことを知らないから、写真集を手にとって興味深そうにみていても最後はスッと棚に戻して去ってしまう。

このままでは持ってきたものをそのまま持って帰るはめになる。試しに1分以上僕の写真集を手に取っている人の横にいって(対面より横のほうが説得力がある)写真集の説明をしてみた。多くは後書きに書いてあることだから、すでに英語化なっている。それを話してみた。

他にもこの出版社はモノクロ写真の印刷が凄いとか、日本の気候風土や、宗教は仏教と神道がミックスしているとか、写真集にまつわる色々な情報を話してみた。

すると徐々に盛り上がり、その人は「da.gasita」と「prana」の両方を買ってくれた。その後も説明行為は功を奏し、めでたく完売となった。

引用元:写真生活

もちろん、作品の受け止め方は人それぞれであり、それを作者が強勢することはできません。

しかし、作者が「こういうことを表現したい」という意思はしっかりと持つべきであり、そこからこういう作品になった、こういう表現になった、と筋道だって説明できることが重要です。

そして、筋道だって説明するロジカルな部分よりもっと大事なのは、情熱が伝わるということ。

作者が考え抜いて導き出したコンセプトですから、それを人に説明する時には、必ず「情熱」がのります。

作者の「熱」が伝わることで、見ている人、聞いている人にも共感を呼び起こすのではないでしょうか。

逆に言うと、考え抜かれていないコンセプトには「熱」がのっていない。

だから、それが見る人にも伝わって、もっと言えばばれてしまって、「軽く」感じられてしまう。

コンセプトを考え抜くことは、ロジックを作り上げ、情熱をのせる大事な工程。

ロジックと情熱のの両方が他人に伝わる程度になるまで、考え抜かなければなりません。

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