Photo x Programming

写真家プログラマーKのIT効率化術

写真を売ることを買う立場から考えてみる

フォトニコという 写真の販売を目的とした展示会に行ってきました。

自分は写真を買ったことも売ったことがないのですが、写真って、どういう人がどういう目的で買うのでしょうか?

ひとつは、純粋にビジュアル的に美しかったりカワイくて、部屋に飾りたいから。

ふたつめには、写真を撮る立場から見て憧れる作品で、手元に置いて眺めたいから、学びたいから、目標としたいから。

ほかには、作家の今後のブレイクを見据えて、経済的投資を目的としたもの。

フォトニコは一番目の要素が大きいような気がしました。

しかし、作品のレベルは玉石混交。

個展の開催経験のある作家さんの場合は、作品としてキチンと仕上げられていたり、個展の作品そのものが展示されていたり。

一方で、ほぼ初心者で、撮ることにいっぱいいっぱいで、紙やプリントや額装のレベルが低いものまで。

やはり、お金を払っていただくのですから、トータルで売り物としてのクオリティを出せるようにしたいものです。

組み写真全体で何かを表現しようとする写真展で写真を売る

フォトニコでは、1枚での購入を見越してか、複数の写真を展示してその集合で何かを表現するというよりも、短写真で成立する写真を単に数種類展示しているものが多かったです。

例えるなら、PCの壁紙を選ぶ感じ。

ここでふと疑問が湧きました。

フォトニコのようなフリーマーケット的な展示と、何かを表現しようとする個展とは何が違うのか?

何かを表現しようとする個展でも作品を販売している場合があります。

こういった個展では、組み写真全体で何かを表現しようとしているわけですが、たとえその展示を気に入ったとしてもすべての作品を購入する人はほぼいないと言って良いでしょう。

たいていの人は、気に入った1枚を購入すると思います。

じゃ、結局、ビジュアル的に気に入ったものを買うのか? フリーマーケット的な展示と同じ意識なのか?

。。。

やっぱり違うような気がします。

もちろん、組み写真全体で何かを表現しようとしている展示の作品を購入する場合も、ビジュアル的に気に入った、という要素もあると思います。

加えて、その展示全体を象徴したり、思い出すきっかけとなる作品を購入するのではないでしょうか。

その1枚は見る人によって異なってきますが、例えば、写真展の案内や広告に採用される1枚は作者がそう感じる1枚が選ばれているはず。

むしろ、写真集のほうが全体の雰囲気を味わえるので、作品よりも写真集のほうがよく売れるでしょう(価格的な要因もありますが)。

ということは、売る展示を行うには、撮るだけでなく、紙、プリント、額装にこだわっても足りなく、写真集まで売り物になるクオリティが求められるということです。

やること多いですが、隅々までこだわって全体として統合された個展を目指したいです。

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