趣味で写真を始めて1,2年経つと、大抵の人は撮るものがなくなってしまいます。
趣味で撮るものと言ったら、たいてい相場は決まっていて、
花、猫、犬、食べ物、観光地、子供、空、海、古びた何か、ストリートスナップ、長時間露光などです。
身の回りのものは撮り尽くしてしまって、かと言って毎週旅行に出かけるわけにもいかない。
そうやって撮るものがなくなって、写真を撮らなくなってしまいます。
でも、それは「もう撮り尽くした」という誤った思い込みなのかもしれません。
どんな写真が好きか? 好きだったか?
趣味で写真を始めたとき、そのきっかけとなったお気に入りの写真はありませんか?
写真を始めてからたくさんの写真を見て、こういった写真を撮りたい思う憧れの写真はありませんか?
もう一度思い出してみましょう。
好きな写真、憧れの写真を観察する
好きな写真、憧れの写真のどの部分が気に入ったのでしょうか?
例えば、ウユニ湖の写真が好きだとしましょう。
でもウユニ湖には行けないから撮れない。
確かにウユニ湖の写真はウユニ湖に行かなければ撮れませんが、
ウユニ湖の写真のどんな所に惹かれたのかを考えてみましょう。
地平線まで見渡せる空間が好きなのか、広大な空間に人がぽつんと写っているスケール感がたまらないのか、
湖面に反射した雲を美しいと感じたのか、空の青の色味が好きなのか。
どの要素に惹かれたのかを抽出してみましょう。
好きな写真、憧れの写真を真似てみる
ウユニ湖に行かなくても抽出した要素を当てはめられる場所はないでしょうか?
空の青の色味が好きなら、空の青みにこだわって撮ってみる。
身の回りを、季節、時間帯、場所を変えて自分が好きな青みはどういう条件で再現されるのか、撮ってみる。
それを探る過程で、ウユニ湖の空の青よりももっと好きな青に出会えるかもしれません。
あるいは、普通に家から撮った空の色味をホワイトバランス調整やレタッチで変えてみる。
その過程で、自分だけの色みが発見でき、それが個性的な写真の雰囲気となり、創造的な作品になるかもしれません。
まとめ
わざわざウユニ湖に行かなくても、憧れの写真の雰囲気を持つ写真が取れるかもしれません。
ウユニ湖の写真が好き → でも行けない → 写真取れない
ではなく
ウユニ湖の写真が好き → 要素を抽出 → 要素を身の回りに当てはめて撮る
という流れも試してみましょう。
どうせ撮るものなくてヒマするなら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
週一の英語の発音トレーニングでした。
文章を読むのは難しい。
楽器の練習のように、同じフレーズをひたすら繰り返して練習です。
【昨日の1日1新】
ブランのゴールデンベリーパン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Facebookでコメントする